私どもグリーンフード株式会社は、農事組合法人中野固形粗飼料が設立された翌年昭和53年に創業されました。
地元中野市の肥育農家の方へ和牛給食センターとしてスタートしました。近年では酪農用TMRや繁殖用、育成用TMRなど多様な製品をあつかっており、供給地域も長野県内の他に新潟、富山、埼玉、群馬、栃木と広がっています。
中野市は果樹生産が盛んな地で、畜産農家の多くが、出荷できないリンゴを牛に食べさせていました。その多くの農家が集まってできたのが中野固形粗飼料でありグリーンフードです。
農家の知恵が活かされ出来ているのが弊社の製品です。地元のリンゴのジュース粕や豆腐粕をブレンドして牛にやさしい餌作りをしています。弊社はもともと農家のみなさんの力を借りて作ることができた会社です。だからこそ、同志として、喜んでいただける製品作りを目指しています。
代表取締役社長 松岡 卓弥
長野県が平成16年に行った牛肉の食味に関する調査で、不飽和脂肪酸の一種であるオレイン酸は、融点が低いことから、これを多く含む牛肉は口に含むと口溶けが良く食べやすくなる上、香りの評価が高い傾向にあることが明らかになりました。
そして、長野県が平成21年から始めた県産牛肉のブランド化「信州プレミアム牛肉」において、従来の肉質評価(脂肪交雑)に加え、おいしさを左右する成分の一つであるオレイン酸の含有率という科学的なデータを採用しました。
① 脂肪交雑7以上、オレイン酸の
含有率55%以上
② 脂肪交雑5以上、オレイン酸の
含有率58%以上
③ 脂肪交雑8以上、オレイン酸の
含有率52%以上
資料:長野県
オレイン酸を多く含む牛を育てるため、重要と考えられているものは、血統、飼料、飼養管理などの要素です。
信州プレミアム牛肉の認定頭数は農場によって偏りがありますが、弊社の発酵飼料を使っている農家が出荷している牛の多くが信州プレミアム牛肉と認定されています。